【Excel】セルのエラーを非表示にしたい!IFERROR関数でカンタン囲むだけ

excel-iferror-5 関数
スポンサーリンク

 

Excelを使用していると、「#DIV/0!」「#N/A」などのエラー結果が表示されることは珍しくありません。

このエラーは、IFERROR関数を使うことで非表示にできます。

kuro
kuro

手順はとてもカンタン!

・ すでに入力している式を、IFERROR関数で囲むだけ
・ エラー結果をどう表示したいか関数に入力する

IFERROR関数を使う

エラーを非表示(空欄)にする

① 例 : 割り算をしたとき、セルに文字列があったため計算結果がエラーになった。

excel-iferror-1

② 例 : エラー結果は、非表示にしたい。

すでに入力されている式を、IFERROR関数で囲む。

excel-iferror-2

=IFERROR(すでに入力している式,””)
・ 先に入力したい式を入れて、あとからIFERROR関数を囲むように直接入力すると簡単
・ カンマのあとは、“”のみで非表示(空欄)になる

エラーを0(ゼロ)表示にする

① 例 : 割り算をしたとき、セルに文字列があったため計算結果がエラーになった。

excel-iferror-1

② 例 : エラー結果は、「0」と表示させたい。

すでに入力されている式を、IFERROR関数で囲む。

excel-iferror-3

=IFERROR(すでに入力している式,)
・ 先に入力したい式を入れて、あとからIFERROR関数を囲むように直接入力すると簡単
・ カンマのあとは、未入力もしくは0で0非表示になる

エラーを任意の文字表示にする

① 例 : 割り算をしたとき、セルに文字列があったため計算結果がエラーになった。

excel-iferror-1

② 例 : エラー結果は、「閉店」(任意文字)と表示させたい。

すでに入力されている式を、IFERROR関数で囲む。

excel-iferror-4

=IFERROR(すでに入力している式,”任意文字”)
・ 先に入力したい式を入れ、あとからIFERROR関数で囲むように直接入力すると簡単
・ カンマのあとは、“”の間に好きな文字を入力することで任意表示できる

エラーの種類と意味を理解しよう

エラーが出たとき、まずは間違いかどうか確認してください。

エラーを非表示にしたことで、本当の間違いを見逃してしまう可能性があるので注意が必要です。

#DIV/0!0(ゼロ)や空白のセルで割られている
#N/A関数や数式の対象となるデータがない
#NAME?使用できない関数名などが使用されている
#NULL!セル範囲や複数のセル範囲で「コロン(:)」の部分がスペースになっている
#NUM!使用できる数値の範囲が超えている
#REF!数式や関数で無効なセルが参照されている
#VALUE!数値に文字列入力したときなど、引数に指定するデータの種類が間違っている

まとめ

さいごにポイントをもう一度確認しましょう。

・ すでに入力している式を、IFERROR関数で囲むだけ
・ エラー結果をどう表示したいか関数に入力する

みなさんもぜひ、活用してみてくださいね!

 

この記事を書いた人
kuro
kuro

【経歴】18歳から現在進行形で事務職|主にExcelを使用して事務職に役立ててきました。楽しくて便利な機能を皆さんにお届けしていきたいと思います(*'v')

\ kuroをフォローする /
関数
\ 役立つと思ったらシェアしてね! /
\ kuroをフォローする /